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会報【ねろりでげんき】の目次
》 ねろりでげんきNo.3
東洋医学では、人は「気・血(けつ)・津(しん)」で成り立っていてるとしています。そしてそれらが「骨や肉、エネルギー」になると考えられています。
気とは「エネルギーのようなもの」、血とは「血液のようなもの」、津とは「血以外の全ての水分、体液のようなもの」です。あくまで「のようなもの」でイコールではありません。例えば「津」はリンパや消化液など具体的な物質として考えるより「体を潤す物・作用」としてとらえて下さい。このあたりは、西洋医学とは全く違う考え方で、全体像を重要視して見ていくので、細かい部分は結構アバウトな部分があります。
身体が不調な時にはこの「気・血・津」に異常があると考え、大きく2つに分けます。一つ目は、これらが不足している「虚弱タイプ」(前回は、元々の体質としての「虚実」の話をしましたが、「虚」という言葉には「不足している」、「実」は「過剰である」という時にも使います)。二つ目はこれらの代謝に問題がある「代謝異常タイプ」です。「異常」といっても病院で言われる「異常」とは深刻度が違いますので、あくまで“体質改善のための参考”にしていただければと思います。チェック項目が全部当てはまらなくても、より近いタイプは、ややその気があると思われて、身体をいたわってあげて下さい。
※「辛い」はスパイシーに辛い味を言います。塩辛い味は「鹹い」と表現します。※「津(しん)」が不足しているのを「津虧(しんき)体質」といいますが、津が不足するとすぐに陰虚に移行するので陰虚と同じと考えて下さい。
初めまして、9月からアロマセラピーを担当している松尾です。お客様と出会える日を楽しみにしています。
今年の夏は特に暑い日々が続きました。心配なのは日焼けでダメージを受けた肌、それによるしみ。ほっておくと老化はどんどん進んでいきそうです。そこで、今年の秋から、身体の中から美白美人を目指しませんか?
植物は、身体に良い様々な天然の化学成分を持っているので、ハーブティーを毎日飲み続けることで、効果を表します。今回は美白作用のあるハーブティーをご紹介します。毎日、お茶を楽しみながらきれいになって下さい。
★美白やアンチエイジングに *ヒース 2+ローズヒップ1 *ヒース 2+ローズマリー1
★色素沈着の予防に *ラズベリーリーフ2+ローズヒップ1
ティースプーン山盛り1杯のハーブに対してカップ1杯のお湯が目安です。入れ方は、急須やポットにハーブを入れ、熱いお湯を一気に入れ、蓋をして5〜7分ほどおきましょう。お好みで蜂蜜を加えてどうぞ。
1日1杯×3回ぐらいがベストなので、残ったティーは冷やして飲んでもいいです。もちろん、ヒース+ローズヒップ+ラズベリーリーフの欲張りブレンドもOK。この3種は優しい酸味なので各々の相性も良いです。さらにローズマリー1杯も入れた超欲張りブレンドでもいけます。ローズマリーを入れると香りが少しキリッとした感じになります。
ハーブティーを試してみたいと思われる方は、ねろりにお声掛け下さい。
皮膚の細胞のターンオーバーを促すには、精油を使用するフェイシャルマッサージももちろん効果的です。もしよろしかったらオイルマッサージにいらしてくださいね。
最近よく聞くお話「友達に健康食品の○○が良いて奨められて食べてるの。でも、高いのにち〜とも効かない。」
病気の時にお医者さんは「病名」に対して薬を出されると思います。だからその病気に効きます。
それに対して健康食品やサプリメントは、普通、体質改善のために飲んだり食べたりしていると思います。もとの体質が違っていれば改善方法も違うと思います。で、今回は体質について長々と書いてしまいました。
前回、「漢方薬はその方の体質を重視してお薬を処方する」と書きましたが、健康食品やサプリメントも同じようなことが言えると思います。身体を温める必要がある方が冷やす物をとったり、また、その逆をしているとかえって体調を崩しかねません。他の人が良いからと言って貴方にとって良いとは限りません。自分の体質を知っておくのも大事かと思います。
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