なかなか人には言えないけれど、おしっこの悩みをお持ちの方は結構多いようです。特に年齢と共に、女性は軽く洩れる、男性は逆に出づらい……。男性の場合は前立腺が大きくなってしまう事が一番多い原因のようで、ひどい場合は早めに病院に受診される事をお勧めします。女性の場合は、尿道が男性の約4分の1しかありませんので、筋肉が弱くなると出やすくなります。この場合の対処法は、最後の方に書いておきます。今回は若い方や子供にも起きる頻尿についてを中心に書きます。
肺の活動は自律神経が調整していますから、肺そのものが悪くなくても、自律神経の影響で息が苦しくなることがあります。精神的に大変なことがあったり、忙しい状態が続くと、なんでもない時にも交感神経が優位になり、呼吸が浅く速くなってしまいます。
心因性の頻尿を解決する方法は、心の中の根本的な問題を軽減する事が重要ですが、まずは「おしっこに対しての安心感」というのが大切です。対策として外出時には事前にトイレの場所のチェック、もしもに備えて尿パットの利用も有効です。また、おしっこを止める筋肉を鍛えるのも安心感に繋がります。小さいお子さんの場合は、度々感情的に叱ったり、特に排泄に対して厳しくされている方はちょっと見直してみて下さい。過干渉も原因になることがあります。大人・子供にかかわらず「トイレに行きたい」と自然に気兼ねなく言える環境・状況だと気分的にとても楽だと思います。(これだけで改善される方もいます)
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それから「骨」も東洋医学では『腎』が司っているとされています。人の身体の中で、栄養源や酸素などエネルギー源を運ぶのは血液の仕事ですが、その血液細胞は骨の中にある骨髄で造られます。だから「骨」は「精気の源」と言って良いでしょう。(大昔の中国でそこまでは解っていなかったとは思いますが) 骨髄の周りの堅い部分(いわゆる“骨”)は、身体をしっかりと支えるのと同時に、この大切な骨髄を守っているので、堅い骨が精気を守っているとも言えるでしょう。粘りがきく根気強い人の事を「骨っぽい人」と表現しますが、これは骨が頑丈な人というよりも、『腎』がとても良好な人=「精気がみなぎる人」というのが元々のようです。●「腎」に良い食べ物


上記の中で「骨っぽい人」とは「粘りがきく根気強い人の事」と書きましたが、その逆に「骨のない人」という言葉があります。物事が続かない優柔不断な人を指しますね。ほかにも「骨」の付く言葉はわりと沢山あります。いくつか例をあげてみましょう。